服装ショーで唐の華麗さを再見

    唐王朝（618-907年）は、その芸術・文化の成果で知られる中国史の黄金時代です。今、福田区の卓悦中心では、今週日曜日まで開催される展覧会で、唐風の服装に味わうことができます。

    これらの鮮やかでカラフルな服装は、敦煌の莫高窟の壁画、西安博物館の彩陶人形、新疆博物館の彩木人形から霊感を得ています。北京服装学院の楚艷教授は、さまざまな無形文化遺産の技術を使ってこれらの服装を丹念に作り上げ、何世紀も前の唐の時代の壮大さと華麗さを再現しました。

    さらに、卓悦中心の外では、伝統的な提灯や唐王朝を主題とした装飾で飾られた市を探索することもできます。この市にはさまざまな軽食や文化製品が並び、唐の時代の賑やかで繁栄した長安を彷彿とさせる雰囲気が漂っています。

    6月14日には、唐風の服装を身にまとい、唐から啓発を得たメイクとヘアスタイルをしたミュージシャンたちが、中国の伝統音楽の演奏でステージを飾りました。その姿は古代の巻物画のイメージを呼び起こし、観客を過ぎ去った時代へといざないました。

甘粛省敦煌市にある莫高窟の第130窟の壁画から霊感を得た服装が展示されている。写真：林松涛

甘粛省敦煌市にある莫高窟の第61窟の壁画から霊感を得た服装が展示されている。

福田区の卓悦中心で唐王朝の服装に称賛する観客たち。

莫高窟の第130窟の壁画から霊感を得た服装。

莫高窟の第409窟の壁画から霊感を得た服装。