600 年にわたる晋の物語を伝える展示会
作成: | 編集: 严若泠 | 出典: EyeShenzhen | 更新: 2023-05-26
山西博物館と山西省考古学研究所に借りられた159点の文物が、南山博物館で開催される晋 (紀元前1033~376年) 歴史無料展示会で展示されます。春秋時代 (紀元前770~476年) の五大強国の一であった晋は、現在の山西省、陝西省、河北省、河南省、山東省と内モンゴルの一部を覆いました。
訪問者はこの展示会で、封土から強国になり、また衰退して漢、趙、魏に三分した600年間の晋の歴史を振り返らせる。展示会で、黄河中流にある古代中国文明発祥地である山西省で出土された代表的な青銅製祭具、楽器、戦車や馬などの装飾品や武器などが展示されます。
この展覧会も南山博物館が今年に開催する「周代属国シリーズ展」の一です。
西周時代(紀元前1046~771年)の猪形尊(酒器)。
春秋時代 (紀元前770~476年) の虎頭青銅製匜 (水器)。
周王朝 (紀元前1046~256年) を創設してから、周王が征服した土地を世襲の封土として皇族や大臣に与えました。周の第二代のが現在の山西省臨汾市あたりの唐国を弟の虞に与えて、また弟を侯に封じたことから、虞も「唐叔虞」に呼ばれます。虞の息子と後継者の晋侯燮はその後、封土の名前を唐から晋に変更しました。
曲村天馬遺跡や侯馬晋国遺跡など、20 世紀の重要な考古学的発見で出土された展示品が多いです。
9個を一セットとする春秋時代 (紀元前770~476年) の青銅製編鐘。
春秋時代の虎頭青銅器。
1960年代以来、現在の臨汾市曲沃県にある曲村天馬遺跡の天下に知られている晋侯墓では、数万点の文物が出土されてきました。この遺跡の発見は、晋初期の文化へのさらなる研究、そして晋の文化発展、晋、と周王朝や他の属国との関係などのための手がかりを提供しました。この発見は、歴史家が周王朝時代の喪葬儀礼と社会発展を理解することにも役立ちます。青銅器・翡翠工芸品などの貴重な文物は、古代文字、冶金、翡翠工芸や地域間文化交流に対する研究を促進しました。
現在の臨汾市侯馬市にある侯馬晋国遺跡は、紀元前585年から紀元前376年の間に後晋首都として新田に呼ばれました。そこで、古い城、墓や青銅鋳物、陶器、玉や骨工芸品の工房、そして祭祀場所が発見されました。
展示会で展示される文物。
遺跡内の侯馬鋳造所に出土された数万点の陶器模型から、当時の高度な青銅鋳造技術が覗かれます。鋳造所で発見された青銅工芸品の形状と模様は、晋代青銅器の装飾内容をほぼ全部反映しています。
展示会では、訪問者は珍しくて翡翠に書かれた侯馬盟書の一部を鑑賞できます。侯馬晋国遺跡では、翡翠の玉簡や玉板が5,000個以上発掘されました。晋の後期には、官吏達が団結を求めるために同盟の証書を書きました。
展示会で展示される文物。
開催期間:7月23日まで
予約:ウィーチャットアカウント「南山博物馆」
会場:南山区南山博物館 (南山博物馆)
地下鉄: 1号線または12号線の桃園駅 (桃园站)のB出口