深センの初創作したオリジナルオペラが全国的なステージで登場

    中国文化・観光部と浙江省政府の主催した第5回の中国オペラ祭で、深センの初創作したオリジナルオペラである「先駆者」が今日、杭州臨平大劇場で上演された。

    深セン商報によると、このオペラは深セン歌劇舞劇院と杭州フィルハーモニー管弦楽団が共演するということである。

深センで初めて創作したオリジナルオペラの「先駆者」は、現代のテーマを反映しており、中国特色社会主義モデル区を試験的に建設することと、「21世紀とは海洋世紀である」という国際的なコンセンサスに焦点を当てている。

    このオペラはイノベーションと青春をテーマにして、グローバル化してきたインターネット時代を背景として、広東・香港・マカオ大湾区で生活し働いた新世代先駆者たちの鮮明な人物性格を描いている。

    このオペラの制作チームは革新を行う深セン企業を数十社訪れ、深センで創業している企業家にインタビューして、彼らの個人的な経験や感動的な話を聞きに行くのである。

    「先駆者」を創作するために、中国国内のトップ制作者と専門チームを集め、総監督、脚本家、作曲家、指揮者、主演と他のチームの参加者などは、すべて全国有名な芸術家であるという。

    このオペラは有名な企画者、作詞家や詩人の朱海が創作し、有名な作曲家や音楽プロデューサーの撈仔が作詞し、有名な監督や演劇教育家の黄定山が監督し創作したものである。

    著名な指揮者である劉新禹は、今回の中国オペラ祭演出の指揮者を務めた。舞台デザイナーの林森、照明デザイナーの胡耀輝、ファッションデザイナー及びスタイリストの李鋭丁、音響デザイナーの宋多多、サブ監督の史記、脚本家助手の応嘯などの有名な芸術家も今度のオペラの創作に参加したという。

    このオペラの演出者たちもみんな有名なスターである。深セン歌劇舞劇院から優れた歌手がこのオペラに集まった。例えば、テナーの馬騰、蔡継瑜、バリトンの袁帥、吉鵬宇、ソプラノの田思穎、彭易、メゾ‐ソプラノの李穎と優秀なミュージカル俳優の王哲などはこのオペラを演出したという。