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美術史上の名画がスカイミュージアムでお披露目

作成:   |  編集: 严若泠  |  出典: EyeShenzhen  |  更新: 2023-03-13

    3月に大芬美術館で開かれたジョルジョ・モランディの名画展に続き、深圳市民たちは福田区の新しい展覧会で、より多くの画家の名画を全美術史に渡り鑑賞できるようになった。

    スカイミュージアムで開催中の「盛挙:国立近代・現代美術館からの名品たち」展覧会では、ゴッホ、ルネ・マグリット、パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、アメデオ・モディリアーニ、エドガー・ドガ、ジョルジョ・デ・キリコ、ワシリー・カンディンスキーなど46人の代表的な画家による62点の作品を鑑賞できる。

    それは芸術愛好者にとって壮大な饗宴で、鑑賞者にとっては19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ芸術を身近に感じられる貴重な機会である。その中には、中国で初めて展示される絵もある。これらの展示品は、深圳に来る前に、昨年、北京、上海、成都でも展示された。

    フィンセント・ファン・ゴッホ作「庭師」(1889) 主催者提供写真

    ゴッホが1889年に描いた、明るい色の服を着た笑顔の男の肖像画「庭師」は必見である。オランダ出身のゴッホは1888年に耳の大部分を切り落とし、サン・レミー・ド・プロヴァンスの精神病院に入院した。そこで「庭師」を含む多くの作品を作った。

    かつてガーディアン紙は、「ゴッホがそのような状況で最も素晴らしく楽観的な絵を描けたのは驚くべきことだ」、「彼の作品のおかげで、彼は生き延びれた」と報じた。

アメデオ・モディリアーニ作「ハンカ・ズボロフスカの肖像」(1917)

   また、イタリアの画家アメデオ・モディリアーニが1917年に描いた「ハンカ・ズボロフスカの肖像」も中国初公開となる重要な展示物の一つだ。モデルの顔立ちを非対称に処理し、ブラウスの襟を扇形に膨らませた独特の表現に、キュビズムの影響が見られる。モディリアーニは、顔や首、人物の超現実的な伸びを特徴とするモダンなスタイルの肖像画で知られている。

    幾何学的な要素で構成されたカンディンスキーの芸術に夢中の人にとって、深圳の展覧会で彼の抽象画を鑑賞できる貴重な機会を見逃してしまうのはもったいない。抽象的な近代美術の先駆者の一人であるロシア出身の画家は、色と形の相互関係によって、視覚、聴覚、感情に刺激を与える美的体験を作り出した。彼の名言の中に、鑑賞者が彼の芸術を理解するためのヒントとなるものがある。「音楽に耳を傾け、絵画に目を向け、そして...考えるのをやめよ!その作品によって、今まで知らなかった世界を『歩き回る』ことができるかどうか、自分自身に問うてみよ。もし答えがイエスならば、それ以上何を望むのか?」

ジョアッキーノ・トーマ作「牢獄のルイサ・サンフェリーチェ」(1874-1875)

    展示品は、ヨーロッパ美術史の重要な時期にまたがり、幅広い芸術様式を網羅しており、展覧会では、啓蒙活動もある。

    新しくオープンしたスカイミュージアムは、現代アート、デジタルアート、ファッションデザイン、ポピュラーサイエンス教育、レジャー、エンターテイメントを備えた視覚文化の複合体である。

ジョルジョ・デ・キリコ作「ヘクトルとアンドロマケの別れ」(1931)

    期日:6月25日まで

    時間:朝10時~夜8時 (火-木、日)、朝10時~夜9時(金-土)

    入場料:138人民元(平日のみ)、168人民元(毎日)、238人民元(成人一人+子供一人)

    会場:福田区メディアフィナンシャルセンター48階スカイミュージアム(广电金融中心48楼 天空美术馆)

    アクセス:地下鉄2、3、11号線「福田」駅(福田站)下車、32番出口

ワシリー・カンディンスキー作「アンギュラーライン」(1930)

地図
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