「Amazing Shenzhen」路面電車が主要ヨーロッパ都市で運行

    鮮やかに装飾された路面電車が複数の主要都市の街角に登場することにより、深センの「Amazing Shenzhen」グローバル観光キャンペーンがヨーロッパで開始されました。

    ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベルリン、ポルト、バルセロナなどの主要ヨーロッパ都市で目撃されたとの報告があり、このキャンペーンはネットで注目が集まっています。これらの都市の印象的なイメージを特徴とする路面電車は、国際的な観光客を引くためのより広範な都市の取り組みの一環です。

深セン制作の舞踏劇「詠春」のイメージを掲載したローマの路面電車。文旅深センより

    これらの車両は、都市の多様な文化とランドマークを移動式展示の役割を果たしています。デザインをよく見ると、豊かなイメージのタペストリーが浮かび上がります。深セン湾公園、高層ビル「平安金融センター」、「湾区の光」観覧車など現代建築の印象的な写真に加え、路面電車には都市の名物料理の鮮やかな描写、高く評価されている舞踏劇「詠春」の力強い映像、息をのむような地域の自然景観の垣間見なども描かれています。これらの建築の驚異、文化的芸術、有名な料理、自然の美しさの融合は、深センの動態的な特徴を一括的に垣間見せるように設計されています。

イタリアにある深センの自然景観の映像が描かれた路面電車。

    このキャンペーンは、特に海外在住の中国人から、オンラインで積極的な反応を引き起こしました。多くの人々が路面電車の写真を共有し、熱意と故郷への誇りを表しています。

    「我が家族たちよ！道で深センを見たよ、写真を撮ったんだけど、間違ってないよね？」とあるユーザーがネットで投稿しました。

    別のユーザーも同様の感想を共有し、「+1！先週それを見たよ、あれって僕の故郷じゃない！？」と書いていました。

他の人々はキャンペーンの質の高さに感銘を受け、「わあ、今回は最高だ。」とコメントしていました。

    イタリアをキャンペーンの主要な焦点として選んだのは戦略的な判断で、成長しつつあるパートナーシップを築き上げています。深センとミラノは2018年に正式に友好都市となり、それ以来ファッション、デザイン、文化の分野で関係を深めてきました。深センのデザイナーたちはミラノ・ファッションウィークに定期的に参加するようになり、現在では「深セン⇋ミラノ」直行便が2つのハブ間の移動は効率化しています。さらに、デザイン交流センターが深センとフィレンツェを結びつけ、さらなる創造的な協力を促進しています。

    このプロモーション取り組みには、国際的な訪問者の大幅な増加が伴っています。深セン外事弁公室の最新データによると、中国のビザ免除「交際圈」が拡大し続ける中、これらの政策を利用する外国人旅行者の数が急速に増加しています。8月11日現在、深セン宝安国際空港からビザ免除で入国する外国人の数は対前年（同期）比151.5％以上急増しています。

    「今の入国はとても簡単で速い！」と、家族と一緒に訪れていたマレーシア人旅行者ロバートは言い、ビザ免除政策の便利さを称賛しました。全体として、今年の空港検問所で検査を受けた外国人旅行者の総数は48.1％以上増加しました。

    この勢いは、旅行をシームレスにするために設計された政策とインフラのアップグレードによって支持されています。ヨーロッパの街からアジアの主要ハブまで、深センは世界の舞台でその存在感を高めています。「Amazing Shenzhen」キャンペーンは、その名にふさわしい都市のエネルギー、革新性、魅力を世界に向けて体験するための招待状です。