眼科医院が障害者を支援

    昨日、深セン市南山区の深セン光明眼科医院で、公益的な眼のケアプロジェクトが公式に立ち上げられ、約200人の来賓と地元社区の住民が目撃しました。このプロジェクトは、深セン市で不便がある人々の視力を回復および改善することを目指しています。

    広東省障害者公益基金が主導し、地元の眼科病院が実施するこのプロジェクトは、年間330人の患者の目に適切な治療を補助します。

    角膜疾患の専門家であり、深セン光明眼科医院(「普瑞」とも知られる)の院長でもある劉紅山氏は、このプロジェクトが家族と共に暮らすために深センに移住した高齢者を特別にケアすると明らかにしました。

    「深センの戸籍を持たない人々もこのプロジェクトの恩恵を受けることができます。なぜなら、私たちは広東省障害者公益基金と話し合い、真に支援を必要としている移民の高齢者をカバーすべきだという結論に達したからです。」と劉氏は説明しました。

昨日、深セン光明眼科医院の院長である劉紅山氏が、許惜春(左)さんの術後検査を行う。写真:黎丹

    このプロジェクトの最初の受益者の1人である許惜春さんは、広東省東部の潮汕の田舎地方から宝安区に移住し、子供たちと一緒に住んでいる70代の女性です。

    「最初は白内障の治療を求めましたが、その後、医師たちは片方の目に網膜剥離があることを発見しました。」と、許さんはこの網膜の問題が治療されなければ失明につながる可能性があると述べました。

    この移民家族が厳しい予算で生活していることを知った後、病院は許さんに必要な書類を準備し、1500元(206米ドル)の補助金を申請する手助けをしました。

    「白内障手術の費用を補助し、視力を回復させてくれたこのプロジェクトに心から感謝しています。劉紅山先生は非常に成功した手術を行い、今では床の上の髪の毛のような小さな物も見えます。再びはっきりと見えることが本当に嬉しいです。」と、式典中に、このプロジェクトの恩恵を受けた李さんという高齢者が語りました。

    広東省障害者公益基金の陳瓊副理事長は、このプロジェクトは省内の障害者や恵まれない人々を支援することを目的としていると述べました。

    「人々の福祉において最も重要な関心事が健康です。」と陳氏は述べました。「我々は複数の機関と協力し、持続可能なモデルを形成して善いことを行いたいと考えています。この特定のケースでは、視覚障害のある人々により良い生活とより多くの機会を提供したいと考えています。」

    病院は、地元の社区に専門チームを定期的に派遣して、無料の眼科検診を提供し、必要な人々に届け、適格な患者に補助金を提供することを約束しました。

    南山の桃園地下鉄駅に隣接する14階建ての建物内に2万平方メートルのスペースを占めるこの病院は、近視、遠視、乱視、白内障、眼底部疾患、緑内障による屈折異常の専門治療を提供しています。