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ウェストエンドミュージカル「オペラ座の怪人」登場

作成:   |  編集: 何得如  |  出典: EyeShenzhen  |  更新: 2024-07-01

7月2日から8月4日まで深センで上演される「オペラ座の怪人」のシーン。写真提供:演出の主催者

    今週から深センの観客たちは、演劇史上最も成功した作品のひとつである「オペラ座の怪人」に魅了されていきます。

    ロンドンのウエストエンドで高い評価を得ているこのミュージカルは、深センで新しい国際ツアーを開始し、7月2日から8月4日まで、深セン濱海芸術センターで40公演が行われます。

    フランスの小説家ガストン・ルルーの同名小説を演劇化したこのミュージカルは、パリ・オペラ座の若く才能ある美しい歌手クリスティーヌ・ダーエと、クリスティーヌの歌唱を導くオペラ座の秘密の存在ファントム、そしてクリスティーヌが恋に落ちる幼なじみのラウルの間の物語を描いています。

    2012年と2019年の海外ツアーで、ミュージカルのタイトルロールを演じた最年少俳優、ジョナサン・ロクスマウスが、新ツアー版でファントム役を演じます。クリスティーヌ役はグレース・ロバーツで、ラウル役はマット・レイジーが演じます。

    19世紀のパリのオペラハウスの華麗さを再現するため、劇場の舞台は、6000個のビーズを使って、5人で4週間かけて組み立てた1トン、幅3メートルのシャンデリアなど、特注の小道具を設置するために改装されました。

    セットと出演者が着用した230着の衣装はすべて、故演劇デザイナーのマリア・ビョルンソンによるもので、彼女はこの作品でトニー賞の舞台美術賞と衣装デザイン賞を受賞しました。また、毎回281本のキャンドルと250キログラムのドライアイスが使われ、ファントムがクリスティーヌを小舟に乗せて地底湖を渡り、秘密の隠れ家へと導く有名なシーンが再現されます。

    深センのデビューに続き、ツアーは西安、上海、蘇州、成都、北京など中国全土の都市を回り、最終目的地はまだ発表されていません。

開演時間:7月2日~8月4日の午後8時(月曜を除く)、および週末の午後3時。

入場料:280~1480元

会場:宝安区深セン濱海芸術センター(深圳滨海艺术中心)

地下鉄:5号線で宝華駅(宝华站)の出口D

今週から深センの観客たちは、演劇史上最も成功した作品のひとつである「オペラ座の怪人」に魅了されていきます。
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