2024深セン国際決済季が開催

    昨日の朝、羅湖区の中国農業銀行深セン支行でグルジア出身のアッラ・ディアサミッゼは、海外銀行カードを使って200元（27.6米ドル）の現金をスムーズに引き出し、そして2枚の100元札も小額紙幣に両替しました。

    ディアサミッゼが利用したのは、深センの主要な金融機関が最近に起動した「チェンジ・パース（小銭入れ）」というサービスです。現在、深センの1640の銀行支行と、主要な検問所や交通の要所にある31の両替所でこのサービスは利用可能です。

昨日の朝、羅湖区の中国農業銀行深セン支行で、グルジア出身のアラ・ディアサミゼが「チェンジ・パース」を展示する。写真：常志鵬

    「チェンジ・パース」は、昨日、中国人民銀行深セン中心支行で行われた2024年深セン国際決済季の公式起動式典で披露された、国際決済を促進する4つの成果のうちの1つです。

    「このサービスはとても便利で、深センのどこにいても支払いができます」とディアサミゼは語りました。

また、海外からの短期旅行者には現金を使うのが依然として最良の選択肢であることと付け加えました。たとえば、彼女を訪ねてくる家族や友人たちは、モバイル決済アプリをダウンロードしたり、銀行カードをリンクさせたりする必要がないことをありがたく思います。

    海外駐在員や外国人観光客は、海外の銀行カードをリンクさせることで、中国トップのモバイル決済サービスであるWeChat Payの利便性を享受することができます。

    他の2つの成果とは、e-CNYハードウェアウォレットと、海外の銀行カードとe-CNYが広く利用できる100の決済模範区の設置です。

    e-CNYハードウェアウォレットとは、現金またはVISAなどの外国のレジットカードでチャージできるカードで、動作するにはインターネット接続や電源が必要ありません。36000以上の決済デバイスと100のバス路線に対応しています。ご利用者は出国時に払い戻しを選ぶか、次回の入国に残高を保持することができます。