中国、約5%の経済成長を目指す
作成: | 編集: 何得如 | 出典: EyeShenzhen | 更新: 2024-03-06
中国は2024年に約5%のGDP成長率を達成しようとしており、これは世界第2位の経済大国が国内外の不確実性にもかかわらず高品質発展に専念していることを示す最新のシグナルです。
この計画された目標は、李強総理が昨日開幕した全国人大で発表した政府工作報告で明らかにされた重要な発展目標のひとつです。
昨日、北京の人民大会堂で行われた第14届全国人民代表大会第2回会議の開幕会議に出席した代表の方々。新華社より
2024年、中国は都市部で1200万人以上の就業を創出し、都市部の失業率調査を約5.5%に抑えることを目標としています。また、国防費は7.2%増加で1.66554万億元(2345億米ドル)を予定しており、インフレ率は約3%を目標としています。
今年のGDP成長率目標は、中国経済が2023年の対前年比が5.2%成長を記録し、堅実さと回復力を示した後に設定されました。
昨日、北京で開催された今年の全国人民代表大会開幕会議を傍聴した外国外交官たち。新華社より
中国共産党中央委員会党校教授で国家政協委員の韓保江氏は、GDP成長目標は「堅実で高揚な」目標であり、政府が成長の質を重視し続けることを示していると述べました。
清華大学PBC金融学院副院長で全国人民代表の田軒氏は、予測成長率は政策手段の利用可能性と経済発展の持続可能性に沿ったものであり、成長動力の転換を促進し、外部の不確実性に対処するための十分な余地を残していると述べました。
報告書はまた、持続的な経済回復と成長のための基盤が十分に固まっていないこと、有効な需要が不足していることなど、中国が直面している複数の困難や課題についても言及しています。
不動産、地方政府債務、中小金融機関のリスクを軽減し、経済と金融の安定を守るために、中国は症状と根本原因の両方に対処する、と報告書は述べています。