深セン、自動車輸出強化策を発表

    深センは、自動車輸出を促進するための総合的な計画を発表し、自動車分野に関連する発展機会を捕まえ、自動車産業の総合的な成長を促進し、世界クラスの自動車ハブの確立を加速させることを目指します。

    深セン経済日報によると、計画は6つの分野に分類された24の対策をまとめています。

    計画では、深汕特別合作区にあるBYD自動車産業園の第2期建設を促進することを提案しています。自動車企業は輸出向けのモデルを製造することを支援し、自動車メーカーと貿易業者双方が海外市場で足場を広げることを奨励することも提唱しています。

    中古車輸出を強化するため、計画では、中古車輸出ビジネスに必要な資格を取得できる20以上の強固な認定企業の育成を提唱しています。これは、自動車サプライチェーン内の事業体、自動車貿易業者、中古車調達に長けた国有企業間の協力を強化することの重要性を強調しています。さらに、海外市場への進出とアフターサービスの提供も強調しています。

    なお、輸出許可手続きの迅速化ルートの確立など、中古車輸出の効率を最大化するための一連の措置も提案しています。

    深センの検問所の輸出輸送能力を強化し、自動車輸出のための総合的なサービスシステムをさらに洗練させることを目的とした11の措置も含まれています。

    この一連の措置には、深セン港を出発または深セン港に寄港する対外貿易自動車航路の数を増やすこと、自動車輸出のための中欧班列輸送への支援を強化すること、自動車製造企業および貿易向けの企業に対して自動車部品の輸出を加速するよう奨励すること、企業が物流コストを最小限に抑え、海外の展示会に参加するための支援措置を提供することなどが含まれます。

（2024年2月29）