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BYD初のEV貨物船、欧州に向けて出航

作成:   |  編集: 严若泠  |  出典: EyeShenzhen  |  更新: 2024-01-16

    深センに本拠を置くBYDは現在、専用のEV貨物船を使ってヨーロッパに車を送っています。自動車メーカーが電気自動車の輸出を拡大する中、7000台分のスペースを備えた最初の船が今日、深センから出航します。

    本日、5449台の新エネルギー自動車を積んだロールオン・ロールオフ(RoRo)船「BYD探検者No.1」は、オランダのフリシンゲン港とドイツのブレーマーハーフェン港に向かい、深汕特別合作区にある小漠国際物流港からヨーロッパへ出港します。

深汕特別合作区の小漠港でロールオン・ロールオフ(RoRo)船「BYD探検者No.1」への積み込みを待っているBYDの新車。SZTVの微博アカウントより

    この船を建造した中国国際海運集装箱集団株式会社(CIMC)によると、船の全長199.9メートル、幅38メートルで、初の中国製自動車輸出用貨物船です。 液化天然ガスを貯蔵するタンクを2基備えており、主燃料として排出ガスを削減します。

    これは、国際自動車輸送市場における中国の主導的地位を強化し、中国自動車企業の海外輸出に新たな道を開き、国内自動車輸送を促進する時代の幕開けを意味します。

    BYDは昨年12月、中国東部の山東省煙台市から2艘のロールオン・ロールオフ運搬船をチャーターしたことを明らかにしました。

    BYDは急速な勢いで海外に拡張しています。2023年第4四半期には、テスラ社から世界最大のEVメーカーの栄冠を勝ち取りました。

    これとは別に、BYDは水曜日に、サブブランドである「仰望(ヤンワン)」の次のモデル、U7を発表しました。「仰望」シリーズは超高級の市場セグメントを狙え、通常の価格も100万元(14万米ドル)以上に及びます。

    BYDは11月下旬に「仰望」シリーズの納車を開始したため、12月はサブブランドとして最初のフル稼働月となり、1593台が出荷されました。 


深センに本拠を置くBYDは現在、専用のEV貨物船を使ってヨーロッパに車を送っています。自動車メーカーが電気自動車の輸出を拡大する中、7000台分のスペースを備えた最初の船が今日、深センから出航します。
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