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ドルチェヴィータの味わい

作成:   |  編集: 严若泠  |  出典: EyeShenzhen  |  更新: 2023-05-26

    先月の上海モーターショーで無料に配られたアイスクリームのことを忘れましょう。SIGEP中国では、ピスタチオ、ライム、ラズベリー、抹茶、レーズン入りラムなど、様々な作りたてのジェラートをただで味わえます。早く来てくださいね。宝安区の深セン世界展示コンベンションセンターの6番ホールで開催されるデザートとコーヒーに焦点を当てる食品サービス業界に特化した3日間に亙るB2Bショーは5月12日に閉幕しますよ。

    IEGの食品飲料ディレクターと務めるフラビア・モレリ氏によると、イタリア展示グループ(IEG)とケルンメッセに共同主催されるSIGEP中国は、活気に溢れる深センで材料、設備、包装やサービスを含む新奇なアイスクリーム、ベーカリー、コーヒーの将来の動向を完全に概観できることを目指しています 。

    新型コロナウイルスに影響された2021年を除き、SIGEPは40年以上にわたり、毎年の春にイタリアのリミニで開催されてきたが、今年は初めてイタリア国外で開催されます。

    「中国とイタリアには多くの共通点があります。」とモレリ氏が語りました。「両国とも自分たちの歴史が長い伝統的な食文化を誇りに思っており、革新性と食品の品質に強い信念を持っています。」

    SIGEPと並行して開催される ANUFOOD中国は、輸出入企業向けのハイエンド食品飲料展示会として、今回は第2期です。2つの展示会の展示スペースは合わせて35,000平方メートルとなります。

    レアブランド大使のアンドレア・ラットゥアーダ氏は水曜日にコーヒーを用意しました。

写真提供:Wang Haolan

    30以上の国と地域からの出展者が、繁栄する華南市場に誘われて、この展示会をきっかけに、華南市場に進出したいと期待しています。

    カルピジャーニ中国の総責任者のリチャード徐氏は水曜日の朝、自社のブースで見込み顧客との打ち合わせに忙しかったです。

    アイスクリーム、ソフトクリーム、ジェラート機器分野でのトップメーカーであるこのイタリア企業の中国支社は、2007 年以来中国市場で活躍しつつありました。徐氏によると、同社は小規模な組立事業から、広東省中山市に事業拠点を置く大工場に進めて、また上海で販売・マーケティング支店を設けるようになりました。

    「私たちはジェラート機器分野ではピラミッドの頂点に立っています。」と氏は誇らしげに宣言しました。このイタリアブランドにはまた、ジェラート大学や、作りたてのこのイタリア伝統的なソフトクリームに専念する博物館があります。「当社のビジネスは急成長する中国経済とともに繁栄し、中国で開業して以来、年間10%~15%の安定した成長率を保ち、超えた年もあります。上海支店では現在、最低3~5日間のジェラートに関するさまざまな研修プログラムも行っています。上級コースを修了した人は、独創的な材料でジェラートをデザインできます。」

    2016年8月5日から7日に亙って、深センの OCTハーバーで初開催したジェラート世界巡業の旅は、イタリアのデザートを味わうための10 万人以上の訪問者を魅了しました。「改革開放後、中国人が初めてアイスクリームを知りました。そして最初のアイスクリームはマクドナルドなどのファストフードチェーンで売ったものです。」と徐氏は語りました。中国飲食産業協会の調査によると、2019年に中国は米国を超えて世界最大のアイスクリーム消費市場となりました。

SIGEP中国に展示されたジェラート。

    オーダーメイドコーヒーと自動販売機を製造するイタリアの大手メーカーのレア社は、向かい合った2つの広々としたブースですぐに訪問者の注目を集めました。あるブースでは、弁護士やトレーナーとして名の高いブランド大使のアンドレア・ラットゥアーダ氏が、レア社の由緒あるコーヒーマシンでコーヒーを淹れました。またほかのブースで、受賞歴のある限定版マシンのケイロスはコーヒーを淹れながら、その49インチのスクリーンで音楽の再生を準備しました。

    レア社のマーケティングディレクターのクラウディオ・ヴァルディターロ氏は、「地元のテクノロジー企業と協力して、共同ブランド製品を開発することを考えています。」と述べました。母国のコーヒー文化を誇りに思うイタリア人として、「中国に茶文化を学べるのと同じくて」、氏の会社にも共有できるコーヒーに係るノウハウやライフスタイルがあるとヴァルディターロ氏は信じています。

Babbiブースのスタッフは、SIGEP 中国の訪問者のためにジェラートを準備しています。

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