共有
プリント
A+
A-

詠春(ウィンチュン):心の中の光を追い求め

作成:   |  編集: 严若泠  |  出典: EyeShenzhen  |  更新: 2023-03-21

    2022年冬、深圳で舞台「詠春」が誕生した。

    2022年12月、初舞台は深圳保利劇院で行われた。

詠春のポスター 資料写真

    2023年3月、「詠春」は深圳を皮切りに全国ツアーがスタートした。これからの6ヶ月間、「詠春」は北京、上海、天津、広州、武漢、長沙、杭州、昆明、蘇州、南京などの都市で上演されることになる。4月7日から9日にかけては、国家大劇院で5回の公演が行われる。

    どうして、深圳の舞台「詠春」が全国的に注目されるのだろうか。

3月11日坪山大劇場での公演終了後、「詠春」キャストによるカーテンコールの様子。

    その理由の一つは、一般人を称える英雄のストーリーである。

    また、この舞台は、中国舞踊家協会主席の馮双白が脚本を担当し、中国ダンスアート業界の名コンビ韓真と周莉亜が監督、深圳歌劇舞劇院の若手俳優が出演している。

「詠春」のワンシーン

    中国の無形文化遺産と嶺南の民俗文化を融合させ、「詠春拳」と「香雲紗」という2つの無形文化遺産を主なテーマとしている。

    「詠春」撮影チームと葉問が香港で生活のため奮闘したストーリーは、劇の二つの筋になっており、二つのシーンを通して、団結と連帯を特徴とするグレーターベイエリアの精神を明らかにしている。 

「詠春」のワンシーン

    「詠春」の素晴らしいカンフーショーでは、詠春拳、螳螂拳、白亜拳、八極拳、太極拳という五つの流派がそれぞれ披露される。

    全国ツアーが始まって以来、この舞台は観客たちに高く評価されてきた。その賞賛はまさに、公演の最後に出てくる字幕のようだ。「ヒーローは光の中に立ち、我々は光になりたいと願う」。

地図
詠春(ウィンチュン):心の中の光を追い求め